
離乳食インストラクターのさいとうです。初めての方はプロフィールをご覧ください!
息子がカタツムリの歌を歌って一言、

カタツムリのツノはどれ?

え?ツノねぇ・・・。あの飛び出てる二つのアレじゃない?

へー。じゃぁ、ヤリは?

・・・・。あの飛び出てる二つのアレがヤリなのかしら。

えっ。じゃぁ、目玉はどうなるの?

・・・。あの飛び出てる二つのアレな気がする。

えっ・・・。
なんとなく分かる気がしてたけど、いざ聞かれると???。全く答えられませんでした。
調べてみたところ、こんな感じでした。

カタツムリの“つの”・”やり”・”めだま”の働き
大触角=つの
大触角は、カタツムリのイラストでもよく描かれている二本の棒のことです。大触覚の働きは、周りの障害物を察知して安全確認をすることだそう。カタツムリが、動いているときに大触角をよく動かしているのは、周りの状況を把握するためですね。

大触角で障害物を察知?では、目の役割は?
目玉=めだま
大触角の先にあるのがカタツムリの目玉です。カタツムリの目の力は弱く、物の色や形は認識できず、明るさや暗さを感じる程度だと考えられています。そもそもカタツムリは夜行性なので、夜に活動的に動きます。そのため、暗闇を目で見るより、大触角で周りを確認する方が安全なのかもしれませんね。

ちなみに、大触覚と目はトカゲの尻尾のように切られても再生するようです。すごいですよね。
小触角=つの
大触角の下にある二本の小さい角が小触覚です。匂いや味を感じられる感覚器であり、地面を探りながら食べられるものや有毒なものを区別しているそう。

味を確認?口の味覚はどうなってるの?
カタツムリの口は、小触角の間にあり、歯で食べ物を削りとって食べますが、そこには人のような舌がないため味は分からないようです。
恋矢(れんし)=やり
カタツムリのヤリである恋矢は、普段は身体の中に隠れていて交尾する時に出てきて相手を突き刺します。白い棒状のもので、まさに「ヤリ」という感じです。突き刺すといっても生殖器ではなく、オス・メス共に持っていて気分を高めるためにお互いに突き刺すらしいです。

想像すると怖いですが、「恋の矢」なんて素敵な名前!あんなにスローな感じなのに交尾しながら刺し合うなんて、見かけで判断できませんね。ネットで、恋矢を調べると写真が出てくるので気になる方は検索してみてください。
まとめ
息子の思いがけない質問によりカタツムリの生態について調べることができました。“つの”・”やり”・”めだま”は、それぞれ違う器官になっていて本当に存在していました。
そして、日本には約800種類のカタツムリが生息していて、大きなものだと3年〜5年も生きるのだそう。また、植物であれば花びら、葉っぱ、落ち葉などなんでも食べるようなので、ペットとしては飼いやすそうですね。

カタツムリは、梅雨の時期意外あまり見かけませんが、実はどこかでひっそり暮らしているんですね。なんでも飼いたがる息子なので、カタツムリを飼いたいと言う日も近いでしょう。調べたことで心構えもできました(まぁ、積極的には進めませんけどね・・・)。
ちなみに、一生懸命調べてテンション高めに息子に教えると「へー、そうかぁ」ととってもあっさりした返答でした。こんなもんですよね!