
離乳食インストラクターのさいとうです。初めての方はプロフィールをご覧ください!
我が家の息子は4才です。「ジッとしない、聞かない、ヘコたれない」の三拍子のそろったよくいる男の子です。

まるで止まったら死んでしまうらしい回遊魚のよう・・・。パワーがありあまってるようで、家の中は常に工事現場のような音が響いています。
このSTAY HOMEのご時世なので思いっきり外で遊ばせるわけにもいかず、ここ3ヶ月で更に家の中でパワフルに動きまわるようになった気がします。

この前なんて、珍しく静かだなぁと思っていたら、
ベッドの上で掃除機を分解!ゴミだらけ!何故そこでやるんだ!怒
パソコンに除菌スプレーをかけまくってビショビショ!壊れたらどうしてくれる!怒
そんな事あります?今思い出してもため息がでます・・・。

僕はベッドを綺麗にしようと思っただけ!
それに、
パソコンが汚いかなぁーと思ってスプレーをしただけ!

ありがとう、気持ちは分かった。言い分も理解できる。
でも何故そうなる〜。
掃除機は開けちゃダメ、スプレーは勝手に使っちゃダメって言ったのに〜。。。
ちょっと傷心でお片付けをしてたら読みたい絵本を見つけました。それは「ぜったいに おしちゃダメ?」。「ダメ」って言ったことを片っ端からやってみる息子にピッタリ!
この本は、参加型の絵本なんです。そして、やってみてと言われてやるのではなく、「やっちゃダメ!」って言われてからやる絵本。読み始めるとすぐに癒し系のモンスターのラリーが、「押しちゃダメ」とルールを説明します。しかも「押すことを考えてもダメ」とか。さらに「押すな」って言ったのに押したくなるようにそそのかしてくるんです。ウズウズしちゃいますよね。もう押さずにはいられません。

押すとラリーに大変なことが起こるから、絵本をふったり、ラリーをこすったりして元の姿に戻してあげてください。
これを読むと、大人でも「押すな」と言われると押したくなる気持ちになるから、子供が「やっちゃダメ!」なことをしてみてしまう気持ちもわかる気がするんです。

確かに、急に「ダメ」ってルールを説明したらやりたくなるかもなぁ〜。
私も伝え方をもう一度考えなくてはと考えさせられる一冊でした。
「ダメ」って言われたことをしたくなる、可愛いいたずらっ子に贈りたい一冊です。