
離乳食インストラクターのさいとうです。初めての方はプロフィールをご覧ください!
先日、4才息子より「ピーマンチャーハン作って!」とのリクエストを受けました。なにやらお気に入りの絵本「モリくんのあめふりぴーまんカー」にでてくるピーマンチャーハンが食べたくなった様子。
離乳食の頃から和のお出汁と野菜の素材の味で育ち、野菜好きでピーマンも食べられる息子ですが、ピーマンチャーハンはさすがにどうかなぁ・・・と考えてたら数日が経ち、ついに息子より

ママ、ピーマンチャーハンはどうなったの?
と催促がきたのでスーパーでパプリカとピーマンを買って、絵本に掲載されているレシピを参考にして作りました。
ピーマンとパプリカをオーブンで焼いてから薄皮をむき、ピューレ状にしてから、火を入れて水分を飛ばし(苦みを軽減するにはここでゆっくり水分をとばすといいですよ)、あらかじめ炒めておいた玉ねぎとご飯と混ぜてピーマンチャーハンの出来上がり!仕上げに昆布出汁で茹でた人参を飾りました。
結果は、本当に”苦くない”、”くさくない”ピーマンチャーハンが出来ました!ピーマンとパプリカのピューレを使用して他の味付けは一切なしのピーマンチャーハンを絵本の真似をしながらニコニコ食べてくれました。

食べやすい味になったけど、ピーマンの風味はするかな。絵本のパワーでより美味しく感じたみたい。ピーマン苦手な子は、バターを加えて風味をプラスすると食べやすそう。でも、無理はしないで!

夢中になってその世界の中に入り込める絵本のパワーってすごいですね。もしかしたら、ピーマン嫌いの子でも大好きな本に出てくるピーマンチャーハンなら食べられるかもしれないなぁと感じた1冊でした。
そして、野菜そのままの素材の味が楽しめるのは、離乳食から続けてきたお出汁で作った料理のおかげかなぁと感じています。お出汁で作るお料理、本当におすすめですよ。離乳食教室では、一生使えるお出汁のとり方も紹介します。
ちなみに離乳食中期より、パプリカとピーマンはOKなので娘の離乳食もピーマン粥でした。思ってたよりパクパク食べてくれました。先入観をなくすことが大切だと再確認出来たできごとでした。
